蛤のお吸い物が蛤の出汁を楽しむ料理とするならば、蛤の酒蒸しはその逆で、蛤の身を楽しむ料理と言えましょう。
酒の香りをまとい、適度に火が入った蛤はなんとも言えない美味しさがあります。
作り方をご紹介します。
目次
ハマグリの酒蒸しの作り方
蛤はあらかじめ殻を剥き、砂や汚れを洗い流しておきましょう。
火を入れる場合は殻ごとでも構わないと何度か記事に書いておりますが、酒蒸しの場合は一度水で洗うことをお勧めしております。
蛤の中の海水の量が多いと、酒蒸しの際に出る出汁がかなり塩辛くなってしまうからです。
また貝柱が熱で外れ切らなかった場合、身を外す際にハマグリがボロボロになってしまうからです。
掃除をした蛤を殻に戻し、器に並べます。
上から薄く酒、を振り、ラップをかけます。
そのまま蒸し器に入れ、弱火で6分。
茶碗蒸しを作るより弱火で蒸すイメージです。
蒸し上がりを器に盛れば、蛤の酒蒸しの完成です。
酒を白ワインに変えれば、蛤の白ワイン蒸しになります。
殻に盛り付けても良いですが、このように季節の青菜と盛り付けても良いですね。
んー、んまい。