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ホヤとは?捌き方・食べ方

この記事ではホヤの捌き方・食べ方を中心に、産地や特徴をまとめております。

目次

ホヤとは?

ホヤは主に三陸以北で食べられる海産物。見た目もインパクトが強く海のパイナップルとも呼ばれる。味も一癖あり、ホヤ特有のエグミを持つ。しかしこのエグミが日本酒にとても合うことから、ホヤのファンはとても多い。

ホヤの特徴

見た目から貝やナマコの仲間と思われがちだが、ホヤは脊索動物の一種の分類される。生まれた時はオタマジャクシのような姿をしており、成長すると岩場に根を張り成長する。とても不思議な生き物であり、生物学では発生学のモデル生物として研究されている。

旬の時期

ホヤの旬は夏場の暑い時期。養殖も盛んで養殖、天然、赤ホヤと通年を通して流通があるが、産卵期である秋には禁漁となる区域もあるため流通自体は減少する。鮮度の良さは身の張りで確認できるので、購入する際は張りが良く身の厚いホヤを買うこと。また加工品であるホヤの塩辛は通念を通して出回る。

主な産地と値段

ホヤは全国各地に生息しているが、代表的な産地は3つ。

ホヤ(マボヤ)の養殖が盛んな三陸産

天然のホヤ(マボヤ)なら岩手産

癖が少なく食べ易い赤ホヤなら北海道産

となる。値段はやや天然物が高い傾向にあるが、豊洲市場では1個150円から300円程度で取引される。

ホヤの代表的な食べ方

ホヤはその独特な風味を楽しむため、基本的には生食がオススメである。代表的な食べ方は三杯酢で食べる酢の物、もしくはレモンなどの柑橘類を絞って食べる食べ方だろう。また、ホヤの中にはホヤ水(ホヤの体内に含まれる海水)が含まれる為、ホヤ水で食べる食べ方も存在する。

またホヤの塩辛は通念を通して流通している。

個人的感想だが、塩辛の方が生よりも食べやすい。また赤ホヤの方が癖が少ないと感じる。

東北地方では焼きホヤというホヤを焼いて食べる料理も存在する。

※動画にて解説しているが、ホヤはプラスとマイナス(吸水口と排水溝)二つの突起を持つがホヤ水はプラスから出す。マイナス側は排泄物がたまる為である。

ホヤの捌き方

ホヤは固い殻に覆われているが、生食するのは殻の内側の身である。プラス側の突起を先に切り、マイナスから排泄物や泥をかき出す。あとは身を捌いて、泥や内臓を掃除すれば食べることが出来る。

このようにホヤの突起はプラスとマイナスに別れている。マイナスは排水の役割があり、排泄物を含むため、ホヤ水を刺身に添える場合はプラスを先に切り、綺麗なホヤ水を取り置く。

ホヤを捌いている絵

半分に割り、内臓や泥を掃除すれば食べる事ができる。ホヤはレモンやきゅうりとの相性が良い。

いかがでしょう。

ホヤは簡単に捌けますので、ご興味ありましたら是非是非。

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