・カマスとは?
男性がよく使う言葉。比較的乱暴な言葉。exハッタリをかます、ぶちかます、かましたれや、等。
冗談はさておきまして、カマスについて説明いたします。
目次
カマスとは
カマスとはスズキ目カマス科に属する魚で日本ではヤマトカマスと赤カマスが食用にされる。カマスはカルシウムの含有量が特に多く、カツオの5倍と言われている。諺にカマスの焼き食い、飯一升とあるように、焼き魚にすると非常に美味な魚である。
ヤマトカマスと赤カマスの見分け方
カマスにはヤマトカマスと赤カマスの2種類が存在しているが、一般に赤カマスの方が大きく脂乗りが良く、ヤマトカマスは比較的身がパサつきやすい。
流通量としては赤カマスの方が圧倒的に多いため、実際に大和カマスを食べる機会はあまり多くは無いが、この2種類のカマスは背びれの位置で比較的簡単に見分ける事がでる。
背ヒレの位置が腹ビレに対して後退しているのが赤カマスであり、背びれが腹ビレと同じ位置にあるのがヤマトカマスである。
カマスの旬と値段
カマスの産卵期は夏です。よって産卵期を除く、秋から春に身に脂が乗りやすいと言える。
刺身に重きを置くの食の嗜好から以前は安価で取引されていたが、最近では大型の鮮度の良いカマスを刺身にして食べる機会も増えてきた。その為、値段はやや上がりぎみと言える。
主な産地
カマスの産地は主に西に分布し、伊豆や北陸、山陰、九州が主な産地となるが、日本各地で水揚げがある。
関東では馴染みが無いが、関西の和食店では、カマスの棒寿司なども良く見かける。
カマスの食べ方
カマスは身の水分が多い魚である為、カマスを料理する際は身の水分を抜いてやる事がポイントである。また硬く小さい骨が多い為骨をしっかりと抜く事もポイントで。
焼き物はもちろん刺身や揚げ物、締め物にしても美味だが、蒸し物は臭みが出やすい事から鮮度の良いものを使う事をオススメする。