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【ガリの作り方】新生姜の皮の剥き方・仕込み方や切り方まで紹介

ガリの作り方をご紹介します。新生姜や皮のむき方・甘酢の作り方も説明しています。

目次

生姜の産地

生姜の産地は、国産では高知などの四国が多いです。国産の生姜は黒っぽいですが、中国や台湾などの生姜はもうちょっときれいな色をしています。色が悪いから物が悪いわけではありません。意外と国産の高い生姜のほうが、色が悪かったりすることがあります。

新生姜と生姜の違い

ガリは、4~5月の新生姜といわれる生姜を使って作ります。

よく見る生姜は、上の画像の右側のような生姜だと思います。新生姜を2ヶ月ぐらい寝かせた生姜で、「老成(ひね)」や「古根(ふるね)」と呼ばれます。

古根のほうが辛味は強いので、お刺身などに向いています。ガリは辛味が強いと辛くて食べられないので、新生姜が向いています。

ガリの作り方

新生姜の皮のむき方

新生姜は皮が薄くて簡単にむけるので、スプーンで優しくこするときれいにむけます。

生姜の窪んでいるところはむきづらいので、適当な大きさにカットしてください。新生姜は皮が薄いので、皮が残ってもそこまで気にならないので、各自お好みで調節してください。

新生姜の茹で方

皮がむけたら、生姜を茹でます。お湯が沸いたら塩をひとつまみ入れて、どんどん茹でていきます。

5〜10分ぐらい茹でます。8分くらい経って串を刺してスッと入るようなら、ザルに上げます。

スライスしてから茹でる方もいますが、新生姜は繊維が柔らかいので、丸ごと茹でたほうがいいと思います。古根の場合は繊維が硬いので、切ってから茹でてもいいと思います。

茹で上がった新生姜を水にさらしてもいいですが、水にさらすと辛味が抜けすぎちゃいます。なので、さっと洗って周りの熱を取る程度でいいと思います。

甘酢の作り方・漬け方

甘酢に使う出汁は、昆布を一晩水で戻した昆布出汁です。昆布出汁300mlに対して、お酢を300ml入れます。

そこに塩大さじ2、砂糖大さじ3を入れます。甘いのが好きな人は、砂糖大さじ6ぐらいまで入れても全然大丈夫です。火にかけるとお酢が飛んじゃうので、火にかけずそのまま塩と砂糖を溶かします。

砂糖と塩が溶けたら、ガリを漬けます。生姜は繊維っぽいので、味が入りやすいです。なので1日も経てば食べられます。2~3週間は保存がきくので、そのまま漬け込んでください。

出汁をとった昆布を一緒に漬けると、酢昆布として美味しく食べられます。生姜が浮いて頭がはみ出ちゃうので、ペーパーをかけて冷蔵庫で1日置いておきます。

漬けた生姜は24時間経つと、上の画像のように生姜のピンク色がきれいに出ています。

汁も若干ピンク色になっています。3~4日間漬け込むと、生姜のピンク色の部分が溶け出して、ガリがピンク色に染まります。古根で作ったガリは、ピンク色にはなりません。一般に売ってる市販品のガリは、だいたいが食紅でピンク色に着色しています。

ガリの切り方

軽く酢を拭いてから切ります。食感が残っているのが好きなら、ぶつ切りにすることで食感のあるガリが食べられます。新生姜の場合は繊維が柔らかいので、ぶつ切りにして食べても美味しいです。

薄いほうがよければ、スライサーや包丁でスライスすると、舌触りの柔らかいガリになります。好みの薄さに切ってください。ピンク色の部分は若干硬いので、外したほうがよいと思います。

今回のYouTube動画

今回の記事は動画でも紹介しております。ぜひ、ご参照くださいませ。

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